2016年3月30日水曜日

ミタケオアシン


歩き続けること 太陽の陽のほとりで
決意の雨が 心を濡らすだろう
つよく柔い地球に 生まれた僕らの
心臓はそれは まるで宇宙

誰もあなたを見つけてはくれない
傷ついた背中を さすってはくれない
引きずる足を刺す 汚れた彼らは
あなたが輝くほど 強くなるだろう

でも傷付ける悲しみを知ったあの日も
描いた夢の残骸を捨てた決意も
すべてがあなたを抱きしめている
誰が何を言えど  抱きしめている

ここは僕らをつなぐすべて
これは僕らの心のすべて
いずれ僕らは忘れてゆく
優しい痛みを繰り返して


描き続けること 暮らす街の間に
命の理由を探している

銀河のことを 僕らは知らない
この愛のことを 言葉じゃ言えない

でもそれならどうして
恐れることがあるだろう
何を嘆き何を憂い 笑えると言うの?
さよならすべての悲しみの灰よ
愛がそれを抱くの あなたの愛が

ここは僕らの生きるすべて
これは僕らの命のすべて
いずれ僕らは分かり合うだろう
冷たい痛みの 向こう側で


ここは僕らをつなぐすべて
これは僕らの心のすべて