気づけば 向こう陽は沈み
今日もまた空も飛べずに
形のない あてのない明日を
探してる 若者のひとり
人はこうだって 愛はこうだって
わからないくせに
もう振り向けない 場所を歩いてる
どうか 夢が 夢のままで褪せないなら
それも愛しいと 片付けられるのに
それでも朝を 願っている私たちは
人知れず泣くの
こんな自分が悲しくて 苦しくて
でも信じたくてさ
何色も なれる気がしてた
選ばず 生きてゆく他に
愛せば愛されるように
水ない場所で蓮は泣く
おかえり 君は 君のままで ひとりぼっちさ
それも知っていた 子供の頃から
それでも声が 明日にも響くのなら
続けてゆけると
沢山の夜が 叱ってくれたの
ああ 間違えても
すべてに意味は 要らないと
私たちは人知れず泣くよ
こんな自分が悲しくて
でも嬉しくて また歩き出す