2014年8月31日日曜日

Good Night Summer



終わらない夏?嘘ばかりさ
溶けちゃいけないよ 太陽がすべて
渦を囲い吞み込まれてしまおう
冷たい夜にはうんざり
さよならは言ったかい?

スピード上げて君は目を覚ます
光よりも鋭い朝 
二人なら怖くない

Make waves 
Make noises
Make feel 
In your eyes
Life with me  
Hold to me
Make me feel     
I make you feel


星を飾り すべての日々を
想像の切れ端がいつも誤摩化していたの
古いレコード 君が聴いていた
今音は変わり始める
この夢の中

Make waves 
Make noises
Make feel 
In your eyes
Life with me  
Hold to me
Make me feel     
I make you feel



明日のうた

眠れよ 夏の震える夢の中
誰かのための明日は 辛かろうに
あるけよ 何も持たず背負わずに
自分のためのうたも 辛かろうに

はじめて君の足で立ったときの
片手をついた 木の幹から芽吹き
冷たくなりゆく風にのって
自分のために 色をあつめて

間違えて 傷つき 泣きながら 笑い
進まない季節は じりじりとわたしを責める

眠れよ 夏の震える夢の中で
誰かのための明日は 辛かろうに
あるけよ 何も持たず背負わずに
自分のためのうたも 辛かろうに

前ぶれのない雨もあるように
昨日と同じわたしではないように
変わることは善か悪かと問われ
止まらぬ変化は人の性であれと

誰にもわかって欲しくないと泣いた
それでも鳴り止まない 身体が物語る



眠れよ 夏の震える夢の中で
誰かのための明日は 辛かろうに

2014年8月15日金曜日

ハッピーエンドだからキスをしよう


クーラーの効きすぎた部屋 
今度行こうねって言ってた公園 
あなたを傷つけたかったのに
自分で引っ張った黒い髪

いいのよべつに誰のせいでもないの 
少しだけ泣いたの
電話もメールも誰にだってできることだからつまらないよ
こんなに素敵な武器なのに 
振りかざしたら折れちゃうよ



晴れたら渋谷の大きい道とか 
新宿のあんなお店の前とかで
キスをしよう 



ダメダメな夜だったから
優しくし合えたね
でもね気付かれないように
音楽と同じくらいあなたのこと見てたよ



今日とは違うふたりになって 
今日とは違うわたしになって
きっと変わらない夏は終わり 
ずっとドキドキしていてね

そしたらまた明日 



ガムテープで直したサンダルも 
空になったライターも
八月の背景にはよく似合ってた 
さみしくて似合ってた

伸びすぎた髪 わたしは好きよ 
でももう切ってね
雨も降ってきたし
ギターが濡れちゃうから最後に
キスをしよう 



今日とは違うあなたを生きて 
今日とは違うふたりの形
今日とは違うあなたを愛す
誰かと仲良くね
さよならまた明日

さよならまた明日



City Girl



一つ上のステップ踏み外し
飛び乗った夜行バス
流れてくるポップミュージック 
ねぇわたしはジェームスイハが聴きたいの
眠れない夜に 忘れて欲しくないよ

しがみついていたかったのに
歌ってばかり
ひとりでは持ちきれない
なんて到底言えずに今日も
眩しい街の音 わたしには似合わない

感覚も目の奥の弱い部分も
全部奪って欲しいの 
声は出さずに

有り余るスポットライトはもう
いらないから
いつかの栄光よりも
明日のあなたをちょうだいよ
わたしの音はスピーカー伝って泡になる
目をそらさないで
ずっと独り占めをして



ふがいないと泣いてみても
当然のこと
どうしてもどうしてもなの 
How can I get back home with you?
朝がくる前に約束をしましょう

一から十まで欠けない
愛情をみせて
宝石もお金も名声も翳むほど

白白しい運命も
あなたの前じゃもう
意味など持たないの 
明日のあなたをちょうだいよ
迷路みたいな配線は全部切るから
近くで聴いていて 
隣でみていて




さいわい




私がもしあと少し大人だったら

少し先をゆくあなたの それらを埋めて
絶えない喜びと優しさを 分け合えたでしょう

宇宙のすみで小さく光るように
誰かの鳴らす音に遮られないように
背伸びした足下はとっくに ゆがんでいた


私がもしあと少し大人だったら
足りないことばをこえる 愛を知れたの?

限りなく遠い場所へ おいてゆけたら  
現も夢のようにまばゆく輝きだすわ

あらゆる幸いをあなたに 送りたい