2014年5月26日月曜日

平和がきこえる





目を閉じて見えた 夏の息吹 
君はいつも悲しそう
水飛沫イメージして 
現実の入り口にぼくら

裸足に刺さったガラスの破片 
痛みなどとうにない
この空は繋がっているらしい
水平線 見えたのは

銃声は遥か遠くに 
ヒーローは子供の夢に
ネオンで見えない星に 
祈り眠る少女はひとり

これが   平和



誰もが夢見る永遠も 
流されて砂になり
丸く旅を終えた空き瓶も
言葉さえ これ以上要らない

雨にふやけて泣いて傷付いて生きてゆくこと
絶望の意味なんてぼくらは知らない


銃声は遥か遠くに 
ヒーローは子供の夢に
ネオンで見えない星に 
祈り眠る少女はひとり

破れた空の間に 
隠れた光を君に
銃声は遥か遠くに
ヒーローは子供の夢に


それは平和  平和   平和  


                                      平和?

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