2013年10月30日水曜日

滲む文字は届かないけど、ね


わかっていて 会いにゆく
わかっていて キスをする

降り積もる雪の季節も
きっと同じ気持ちのままなのに

線路沿い 夕日を浴びて
もう2度と 会わないと決めて

わたしは空に還り
わたしのまま 待っている


あなたを想い 書く歌は
滲んでしまって唄えない

その腕は 空っぽだった
その瞳は愛で 溢れていた

あの人の元へ帰る
背中をまだ 見ている


夏の幻 みたいにいずれ
こうやって  消えてゆくこと
知っていて 知っていて
それでも会いたいの

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